【オーダースーツ(ビスポークスーツ)について解説】

query_builder 2024/11/22
【オーダースーツ(ビスポークスーツ)について解説】

オーダースーツ(フルオーダー所謂ビスポーク)に対する誤解を解きつつ、その魅力と難しさについて要点を整理してみます。

①テーラーのハウススタイル
各テーラーには独自の「ハウススタイル」があり、これはそのテーラーの哲学や伝統によって形作られたものです。フルオーダーでも、このスタイルを無視することは難しいため、依頼する前にどのスタイルが自分に合うかをリサーチする必要があります。

②体型に合わせるだけではない
フルオーダースーツは「体型にフィットする」以上に、その人の個性や雰囲気を引き立てることが目的です。着心地の良さだけを追求すると不格好な仕上がりになる場合もありますので、そのバランスがとても重要となります。

③欲しいスーツが必ず手に入るとは限らない
オーダーだからと言って自分のイメージ通りのスーツが出来上がるとは限りません。なぜならイメージを言語化するための知識・経験と相手に伝えるための共通言語が必要となるからです。さらにオーダー先がそのイメージを具現化できるだけの技術があるかどうかも大きく問われます。


{フルオーダーに挑戦する際の注意点}
1. 自分のイメージを明確にする
「どんなスーツを作りたいのか」をしっかり考えた上で依頼しないと、イメージと異なる仕上がりになる恐れがあります。

2. 相応の知識と経験が必要となる
初めてスーツを作る場合、いきなりフルオーダーに挑戦すると失敗しやすいです。まずは質の高い既製服やパターンオーダーで、自分に合うスタイルやフィット感を知るのが最善です。

3. ハウススタイルを尊重する
テーラーの得意とするスタイルを理解し、それに沿ったオーダーをすることが重要です。無理な要求は断られる場合もあり、良いスーツが生まれることもありません。

4. 着用者の魅力を引き出すのが目的
スーツは単に着るためのものではなく、「いかに着用者を格好良く見せるか」が真の価値となります。時にはフィッターから「そのスタイルは似合わない」と指摘されることもあります。格好良いスタイルと着心地など機能性との絶妙なバランスで成り立つのがスーツだからです。


{ハウススタイルと具体例}
例えば南イタリアのナポリ仕立ては柔らかく軽やかな着心地が特徴で、芯地を極力使わない軽快な仕上がりを得意とする傾向があります。
北イタリアのミラノや中央イタリアのローマやフィレンツェの仕立てはブリティッシュとナポリのミックス的要素ですが、それぞれに得意とするスタイルは異なります。
一方でブリティッシュスタイルは構築的で力強いラインが概ね共通する特徴です。
このようにスタイルが異なるため、テーラー選びは慎重に行うべきです。


{ユーズド市場の可能性}
高品質なフルオーダー品は新品だと非常に高価ですが、中古市場では手の届きやすい価格で手に入ることができます。
プロの目で厳選されたユーズドスーツは、高コスパで運命の一着に出会える可能性を秘めています。
お直し補正で自分に合うスーツに仕立て直すことも可能なので、オーダーするためのコストや時間を省略してお得に掘り出し物に出会える可能性があります。


【まとめ】
「フルオーダー=万能」ではなく、職人のセンスや技術、そして着用者自身の知識と経験が重要な要素となります。初めて挑戦する際は無理せず、自分に合ったステップを踏むことで失敗を防ぎ、最終的に自分を最大限に引き立てるスーツをぜひ手に入れてくださいね。


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アルティジャーノ チャオ 東京銀座店

住所:東京都中央区銀座1丁目19−12 八木ビル 3階 B室

電話番号:03-3564-9530

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